2013年03月20日

イケアが安い理由





「安い」かつ「オシャレ」

な家具というイメージのイケア




いや、イメージではなく、

実際にそうだ。




イケアは、スウェーデン発祥で、

ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど世界に出店している世界最大の家具販売店。




とにかく「安い」というのが、

消費者にとってありがたいのだが、

なおかつ「オシャレ」というのが非常にうれしい。



イケアの「低価格」志向は、

自ら「ビジョン、ビジネス理念、そしてコンセプトの礎」といっている。




そして、こういっている。

イケアは、できるだけ多くの人が、

デザインにも機能にも満足できる製品を手に入れ、

さらに人生のなかで

重要なほかのことにも使える予算を残してほしいと願っています。」




どうしたら、「低価格」にできるか

ということから商品・サービスを考えている。




なぜイケアは「安い」のか。

店内のパネルにその理由が書かれてある。




@自分で組み立てるセルフサービスにより、

組み立てコストをカット。

(希望により組み立てサービスあり)


Aフラットパックにすることにより、

コンテナ輸送にかかる輸送費、保管費をカット


B大量生産


C人件費カット。

店内のショールームにスタッフがいない。

プライスタグに商品情報あり。


D持ちかえりが前提なので、

送料無料のコストを商品に上乗せしない。


(ちなみにネットショップでよくある「送料無料」は、

送料を商品価格に上乗せしていることが多い。)




安い理由はこの5つにまとめられる。




また、安い、オシャレだけでなく、

店内は非常に客目線で作られていると感じる。




まず、欧米ならではのスタイルで、

広々した店内と駐車場は、

客が多くても、導線はスムーズ。


日本のディスカウントストアのよくある、

狭い店内で導線にイライラすることはない。




一方通行のショールームは、

オシャレな家具商品、レイアウトで、

その家具を手に入れてからの生活が、

わくわくしたイメージを喚起させられる。




ショップとしてモノを売っている空間でありながら、

アミューズメントスペースのような、

エンタテイメント感も演出している。




特に「うまいなあ」と思うのは、

たとえば、椅子一つでも、

確かに椅子という単体だけでもデザインはいいのだけれど、

その椅子を10個以上くらいを、

うまい感じで配置して飾っているので、

とても魅力的に見えてほしくなる。

しかも安いときてる。




広いセルフサービスのカフェも、

実にうまい。




セルフサービスも一方通行にしており、

まず最初にあらわれるのがスイーツ。


こういう場合、普通はスイートは後にくるイメージだ。




でも、スイーツが後だと、

通常の食事を取った後だと、

「これくらいでいいかな」

と思って取らなくなる可能性が高い。




でも、まだ何も取ってない最初に

スイーツが現れると、

まだ食欲全開なので、

思わず取ってしまう。




ここは、商売として「うまい」と感じるところ。




また、車輪付きの食器トレーも

3〜4段トレ―を重ねることができ、

しかもトレ―1枚分くらいコンパクトなので、

多少人がいるところでも

スムーズに運べる。




食器回収も広々としたところに、

大きなベルトコンベアーがあるので、

混雑することなく、スムーズに回収させることができる。




食器回収置き場に、

回収できていない食器でスペースがうまって、

置けないというような状況が生まれない。




客視点からの発想のサービスで、

なおかつ、効率的な無駄のない

サービススタイルは、本当に素晴らしいと思う。




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ラベル:イケア
posted by ケン モリ at 17:07| Comment(0) | 小売店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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